「日本香港協会と二松學舍大学が、中国・華人圏ビジネスのエキスパートを育成するスクールを開校」

 日中デジタルビジネス協会パートナの日本香港協会(原田光夫理事長)は、二松學舍大学(江藤茂博学長)との共催による「第15期チャイニーズ・マネジメント&マーケティング・スクール」を4月9日から9月17日までの予定で、二松學舍大学の九段3号館(東京・千代田区九段)で開講します。JETRO(日本貿易振興機構)、東京商工会議所、日本商工会議所に後援いただき、中国・華人圏ビジネスのエキスパートを育成するスクールとなっています。


 スクールは、理論編と実践編の2分野構成で、全20回にわたって講座を用意しています。理論編では、華人社会の基礎概念を歴史・思想・社会学などから抽出して学習し、華人の経営原理に対する理解力をつけます。

 実践編では、現在活躍中の経済人を中心に華人の経営行動を分析。また、今回 も“香港コネクション”講座を設けて東アジア中心に広がる華人経営圏の分析を試みます。

 購買力が飛躍的に増大する中国市場は、シェアー拡大を目指す世界の企業がひしめく一大戦場となっています。また、中国政府もデジタル化、AI活用をベースに拡大する自国企業を“一帯一路”政策で後押ししており、日本企業にとって日本的経営だけでは勝てない新しいグローバル化時代が到来しています。かかる経済環境の変化を先取りして、中国経済を動かす華人経営の本質を解明し、日本企業の競争力を高めるのがスクール開講の狙いです。

 なお、本スクールは2003年に日本香港協会が香港大学との共催
によって、関西で開講したのが始まりです。2018年からは中国と縁の深い二松學舍大学との共催で開講しています。

スクール詳細など:http://www.jhks.gr.jp/school/index.html